モクズガニの飼育
モクズガニさんです。
海に釣りに行ったのですが産卵の為かモクズガニが大量にいたのでルアーで引っ掛けて釣り上げてきました。
モクズガニ(Eriocheir japonica)は名前の通り鋏に藻屑のようなフサフサとした毛が生えています。英語ではMitten crab(手袋ガニ)と呼ばれているそうです。
かなり大型になるので挟まれるとけっこう痛いです。
持ち帰って来ました。
とりあえず飼ってみます。
ベアタンクだとなんだか落ち着かない感じだったので石や植木鉢を沈めてみたのですがものすごい力でひっくり返されました。
餌は刺身や亀の餌の川エビを与えていました。ピンセットで目の前に持っていくと直ぐに反応して鋏でガッチリと挟み込んで食べ始めます。嗅覚より視覚で餌を認識している感じがしました。
餌を食べる量がとても多いので水はすぐに汚れてしまい、週一回以上は水を替えていました。
産卵に下りてきたモクズガニは冬には死んでしまうので11月の中旬頃に皆死んでしまいました。
標本にしようと思い、現在冷凍庫に入っています。
なかなか魅力的な蟹なので来年は遡上個体を捕獲して飼ってみたいと思います。